こんにちは！
physical well beingです！

今日はみなさんがよく聞く自律神経のうち交感神経についてお話ししたいと思います。

交感神経の中枢は第1胸髄〜第2腰髄の側核にあります。
脊髄の両側前方には、交感神経幹が走っており、脊髄側核から出た神経繊維はここに入って各内蔵器へ分布していきます。

主に第1胸髄〜第4胸髄から出た交感神経は、交感神経幹の神経節内でニューロンを交代して、独立した節後線維が各内蔵に達します。
このような経路で支配される臓器には、
・目（瞳孔散大筋）←上頸神経節由来
・心臓←Th1〜4心臓神経叢由来
・咽頭←上頸神経節由来
・気管、肺←Th1〜4由来　などがあります！

次に第5胸髄〜第2腰髄から出た交感神経は、交感神経幹を通過して、その後腹腔や骨盤腔に達し後に腹腔神経節や、上腸間膜動脈神経節、下腸間膜動脈神経節などの交感神経節を作り、節後線維となった後各内蔵に達ます。
このような経路で支配される臓器には、
・胃←Th6〜9から腹腔神経節
・肝臓←Th6〜10から腹腔神経節
・膵臓←Th5〜9から腹腔神経節
・腎臓←Th10〜L1から腹腔神経節
・副腎←Th5〜8から例外的に直接副腎へ
・小腸←Th8〜10から腹腔神経節（上腸間膜動脈神経節）
・大腸←Th10〜L2から上腸間膜動脈神経節また下腸間膜動脈神経節
・直腸←Th12〜L2から下腸間膜動脈神経節
・膀胱←L1〜2から下腸間膜動脈神経節
などがあります！

ここで問題となってくるのは、内臓が悪くても神経の情報を介して背骨が悪くなりえる。また逆に背骨に悪いところがあると内臓の不調を出すこともあるということです。
自律神経系の問題で症状が出ている時は、この背骨（脊髄）と内臓の関連性を考慮する必要性があるかもしれません！

当店では、背骨のどこに問題が出てて自律神経的な症状が出ているのかをしっかりと検査して治療を行います。
お困りの方は、ぜひ一度physical well-beingまでお越しください！